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『大学生活で得られるもの』#27山野郁哉

「大学生活で得られるものは何か」

勉強して専門的な知識を身に着ける

資格を取る

一人暮らしを始めて、身の回りの事が出来る様になる

より沢山の友達を作る

バイトなど通して社会経験を行う

 

義務教育を終え、進学か就職か選択出来る中で大学進学を選んだ以上、大学生活の中で何かしらの目的・目標を作り、成長することが必要だと思います。

また大学生となり、上京し一人暮らしを始めた自分としては、身の回りの事を全て自分でやるようになり、今までの生活自体が大きく変化しました。

そんな変化の中で、体育会サッカー部として所属した事が、全てに置いてより一層の成長に繋がったと感じています。

 

そもそも大学生となり、1から全て自分の行動を選択・決定出来る中で、週5日部活に捧げ、食生活から生活の細部まで気を使い、1つの事に熱中出来るような環境に身を置ける経験は中々出来ません。

これらは求めても簡単に得られるでもなく、自分1人でどうにかなるものでもない。だからこそこの経験は貴重で、自分にとってずっと心に残るものとなります。

 

実際振り返ると、学問やバイト、身の回りの事やその他自分の時間と部活の両立は決して楽ではありませんでした。

課題の為に部活終わり学校へ戻って徹夜で作業する事や、部活の日は中々バイト出来ない為、休みの日にバイトをし、自分の時間や休みを取れない事もありました。

それでも、その苦しかったどの場面でも、一緒に乗り越えてくれる先輩や仲間もこの体育会サッカー部にはいました。全ての人のおかげで今があり、体育会サッカー部に所属していたからこそ、乗り越え成長したと感じる事が出来ました。

 

 

大学までサッカーを続けた事で得たものの1つとして、熱中し続ける事の大切さを学べたこともあると思います。

大学サッカーは、大会の運営からチームの運営、構築など学生主体で活動を行います。自分達で部員を集めたり、体調管理やメンテナンスをしたり、戦術を決める為、それぞれがチームの為に何が出来るか模索し、学んで取り組む必要がある。それらの経験を通じて結果として、能動的に調べて動いて実践する事で、より奥深さを体感でき、そのもの自体の見方も変えることが出来たと感じています。 

この事は全てに通ずるものです。

能動的に動く事で色々な事を生み出し、それが楽しさに繋がり熱中していくものだと思います。

 

 

「熱中する素晴らしさ」

大学生になってここまで熱中出来る環境と仲間に出会える事は貴重であり、この先も中々巡り会えるものではありません。この経験はこの先の自分に必ず生きてくるものだと確信しています。

もう一度大学生をやり直せるとしても、同じ道を選びます。そのくらい素晴らしい経験がこの体育会サッカー部では出来たと感じています。

 

 

 

 

最後に、18年間サッカーを続けさせてくれた家族をはじめ、今まで関わって下さったコーチやチームメイト、友達にこの場を借りて感謝します。ありがとうございました。

拙く読みにくい文章となってしまいましたが、ここまで読んで頂いた事に感謝を申し上げると共に、今後都立大のサッカー部に入るか迷う後輩の背中を押せるものとなればいいなと思っています。