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医療班の活動(2018)

こんにちは。4年の草野です。

今回は、シーズンも終盤に差し掛かってきているということで、医療班の活動の総括をしていきたいと思います。

首都大学東京体育サッカー部の医療班の活動について少しでも知っていただけたらと思って書きます。


①医療班の紹介

首都大学東京体育会サッカー部は事務班、分析班、医療班、広報班に分かれ活動しており、それぞれマネージャーとプレーヤーが配属されています。その中で、医療班は選手が良いコンディションを保ち、怪我人を最小に抑え、復帰までをしっかりと管理することを目的として活動してきました。

医療的な知識に関してはほとんどの人間が素人同然の知識しか持たない状態からのスタートであったため、はじめはできることが限られていましたが、徐々に活動の範囲を広げていきました。


②具体的な活動内容

・怪我人の管理

近年、部員の人数が増えているなかで、部員が少ないときにはある程度できていた「怪我人が現状何人いて、誰がいつ復帰するのか」という管理があやふやになってきていました。その現状に対し、医療班は怪我人ひとりひとりに担当者を設け、怪我の状況をまず医療班内で共有し、GoogleDriveにアップロードされた怪我人管理リストを定期的に更新することで、部員全員にチーム内の怪我の状況を共有するシステムを作りました。


・テーピング

膝、足首の関節のテーピングを必要とする選手が多いことから、班員全員がテーピングを行うことができるよう、医療班の中でテーピングの練習会を幾度か行いました。

ただ、効果のあるテーピングを正しくできるようになるためには知識だけでなく技術も必要であり、まだ技術面に課題が残っている状態です。


・栄養に関する知識調査

こちらは4年の江口が春から夏にかけて行い、栄養に関する情報を調査、整理し、わかりやすい形で部員に落とし込みました。5大栄養素の話から始まり、試合までの栄養の取り方など、プレーヤーにとって興味深い内容でした。プレーヤーが栄養やコンディショニングに感心を持つきっかけになったと感じています。


・医療班コラム

栄養やコンディショニング等に関する知識を調査し、文章にまとめたものを、広報班と連携してホームページに掲載しました。部員に知識を提供するのはもちろん、医療班である私たち自身が知識の幅を広げるきっかけとなったと感じています。


・応急処置

練習中、試合中の急な怪我人、病人への対応をマニュアル化しまとめました。特に今年の夏は熱中症への対策を強め、発症した場合の対策方法の共有だけでなく、塩分接種の時間や休憩時間を練習中に設ける提案を行いました。




まだ1年目であり、それぞれの活動が効果的に機能しているかはわかりませんが、土台はかなり出来てきていると感じています。

今後は、医療班の活動をチームにとって無くてはならないものにするため、チームに必要とされるような活動をもっと増やしていき、それらをチームに浸透させていきたいと考えています。