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足の形

こんにちは、2年小嶋です。

今回のコラムは足の形についてです。サッカーなどスポーツをやっていると自分の足を見ることも多いと思います。足の形は人それぞれ特徴があることを知っていますか?

 

 

〇足のタイプの種類

 

足の形は5つのタイプに分かれるようです。

 

タイプ①エジプト人型

日本人に最も多く、約70~80%がこの型だと言われています。

親指が一番長く、次に人差し指、中指、薬指、小指と綺麗に長さが短くなっていきます。

 

タイプ②ローマ人型

親指、人差し指、中指までがほぼ同じ長さで、次に薬指、小指の順に長さが変わっていきます。

 

タイプ③ギリシャ人型

人差し指が最も長く、そして中指、薬指、小指と綺麗に長さが短くなっていきます。

 

タイプ④ドイツ人型

親指のみが全体的に少し長く、人差し指~小指までが同じ長さでそろっています。

 

タイプ⑤ケルト人型

人差し指が長く、薬指と小指が同じ長さになっています。

 

必ずしも遺伝で足の形が決まっている訳ではなく、スポーツや農作業など足の発展が大きく関わっています。ですから、例えば

エジプト人が必ずエジプト人型の足の形をしているとは限りません。

 

 

〇足のタイプ別の注意ポイント

 

エジプト型は、最も外反母趾になりやすい形と言われています。親指が長いと外反母趾になりやすいのです。

 

ローマ人型・ドイツ人型は、足の形が四角いので幅が広くなってしまい、靴を履いた際に足が圧迫されて、魚の目やタコ、偏平足になりやすいと言われています。

 

ギリシャ人型・ケルト人型は、靴を履いた際に長い人差し指が圧迫されて変形しやすくなります。ハンマートゥになりやすいです。

 

 

 〇足の指と土踏まずの働き

足の指には体を支える役割があります。親指は内側に倒れないようにしっかりと踏ん張り、小指は外側に倒れないように支えています。残りの3本の指は体が前後に倒れないようにする役割があります。

 

土踏まずには体を支える働きと、衝撃を吸収しつつ走るときには前に蹴るバネの働きも兼ねています。土踏まずのアーチの形成が悪い、偏平足や甲高(ハイアーチ)の場合は体をうまく支えられずバランスを崩しやすくなります。

 

 

足に問題があると、疲れやすかったり、怪我が増えたり、膝・股関節・腰・肩・首などに悪影響を与えてしまうことがあります。少し時間ができたときにでも自分の足と向き合ってみるのもいいかも知れません。

 

 

 ~参考文献~

 https://神戸外反母趾.com/post-0-3/

 https://toyokeizai.net/articles/amp/134738?page=2