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小嶋(2年)「五大栄養素その⑤〜ビタミン〜」

 

  こんにちは、2年の小嶋です。5週間に渡ってお伝えしてきた五大栄養素も今週で最後となりました。今回はビタミンについてです。
  ビタミンのビタ(VITA)は、生命とか活力を意味する言葉で、生命に不可欠な物質という意味をこめて名付けられたそうです。
  みなさんはビタミンが全部で何種類あるか知ってますか?正解は13種類です。その他にもビタミン様化合物(ビタミン類似化合物)と言われるものが10種類以上あったり、以前はビタミンと呼ばれていたけど削除されてしまったものが10種類以上あるそうです。ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12と数字が飛んでしまっているのには理由があります。ビタミンB1、ビタミンB2に続いてビタミンB3、ビタミンB4と順番に命名されていたものがあったのですが、それらが削除されてしまった関係で数字が飛んでいるようです。
  ビタミンは大きく分けて水に溶ける水溶性ビタミンと油に溶ける脂溶性ビタミンの2つがあります。水溶性ビタミンは尿などに排出されやすく、体の中にためておくことができないので必要な量を毎日取ることが大切です。脂溶性ビタミンは油と一緒に摂取すると吸収率が上がりますが排出されにくいので取りすぎには注意が必要です。 
  ビタミンの種類別の働きとそれが多く含まれる食品、また脂溶性ビタミンなのか水溶性ビタミンなのかは上の表で確認することができます。参考にしてみてください。
 以上でビタミンについてのコラムを終わりにしようと思います。今回までで五大栄養素という栄養の基礎的な部分について押さえることができたので、来週からは目的に応じた料理のメニューについて取り上げていこうと思います。来週もお楽しみに〜