· 

森(2年) 「緊張との戦い③」

緊張との戦い③

 

土曜日はメンタルの日、ということで、今回は前回、前々回からの続き、「緊張」について書いていきます。

 

前回は、「緊張するのは、人に見られているから。逆に考えれば、人の前で成功できるチャンスだ!」と緊張をポジティブに捉える方法を書かせてもらいました。

 

今回は、「緊張を楽しむ」という方法について書いていこうと思います。

 

緊張を受け入れた後、その緊張とどう付き合っていくか。その答えの一つが、緊張を楽しむことです。

 

荒野行動、というゲームを知っている人は多いと思います。こうしたサバイバルゲーム、FPSやTPSと呼ばれるゲームの面白さの一つはは、いつ対戦相手が現れて、いつ襲われるかわからない、という緊張にあります。他にも、太鼓の達人というゲームは、フルコンボを目指す、つまりミスが許されない、という緊張感のなか遊ぶのがおもしろいし、将棋やチェスなどのボードゲームも、ミスをしたら負けてしまう、という緊張感の中でだからこそ、白熱したゲームが生まれるのです。

 

そう、なにかを楽しむという時には、必ずといっていいほど緊張が付いてきます、もっと言えば、緊張がないと、楽しめないことの方が圧倒的に多いのです。

 

試合の前に緊張しているとすれば、それは、自分がその試合を楽しむための準備が整っているということです。

 

だとすれば、緊張を感じたら、その緊張を楽しめている証拠だと捉えて、その緊張を楽しみの材料に変えてしまえばいいのです。

 

苦しみながらやるより、楽しみながらやった方がいいプレーが生まれる確率は高くなります。

 

緊張を楽しむ、これができれば、もう緊張に悩まされることはなくなるのではないでしょうか?

 

 

もし、緊張を感じたら、「緊張しているなぁ」と口に出してでも緊張を認め、様々な方法でそれを受け入れていくことで、緊張の悪影響を、最小限にし、もっと言えば、プラスにさえ変えていけるということを忘れずにプレーしたいものです!

三週にわたる「緊張」に関するコラムはここでおしまいです。見ていただいた方、ありがとうございました。