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この頃流行りの横隔膜

 4年の江口です。

 前回は身体の使い方次第で、障害がなくなり、怪我をしにくくなるとお話ししました。今回は、身体をうまく使うにはどのようにすればいいのかを書いていきます。とはいうものの、数あるうちの1つを紹介します。

 

 みなさんは横隔膜はご存知ですか?しゃっくりの原因が横隔膜の痙攣などとは聞いたことあるくらいだと思います。僕も最近までは、あまり知りませんでした。しかし、スポーツをやる上で横隔膜は非常に重要な役割を担っています。まずは横隔膜の動きを確認しましょう。

 この横隔膜の動きを、後ほど紹介するTRで意識すると、非常に分かりやすいです。

 まず、横隔膜は、収縮することで胸腔を広げ、酸素を取り組む働きがあります。なので、横隔膜をうまく収縮することができれば、さらに多くの酸素を吸収することができます。

 

また横隔膜は、股関節の動きにも影響を及ぼしています。横隔膜と大腰筋は、筋膜連結しており、横隔膜の動きが硬くなってしまうと大腰筋の動きに影響が出ます。大腰筋は股関節の屈曲を担う筋肉ですので、大腰筋をうまく使えなければ、骨盤が後傾し、姿勢が悪くなります。横隔膜を鍛えることは、間接的に良い姿勢に繋がるというわけです。なので、骨盤を立てることを意識的にやろうとすることも重要ですが、骨盤を無意識下で立て続けるために、横隔膜など骨盤を立たせるために必要な筋肉も動かす必要があります。

あまりピンと来ない人もいると思うので、大迫選手の動画を見てください。

 

日本人離れしたフィジカルを持っている大迫選手も行っているトレーニングですので、自分たちにも必要なトレーニングではないかと思います。

横隔膜のTRの一例としては、以下の通りです。僕自身も練習前やっているので、気になる人は聞いてください。てか、一緒にやりましょう。

 

 

参考

・http://sports-crowd.net/detail.php?no=1584

・https://kintorecamp.com/diaphragm/