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森(2年)「緊張との戦い」

土曜日はメンタルの日、ということで、土曜コラムは2年森と菊地が担当していきます。

 

初回のテーマは、緊張です!

 

 スポーツ選手であれば、最も大切なのは試合ですよね。

 

 そんな大事な試合の日、これまでの練習を無駄にしてしまう大きな敵が「緊張」です。こいつを上手くコントロールできないと、練習でできたことなのにミスになったり、空回りによって思ったプレーができなかったりしてしまいます。

 

 では、緊張を上手くコントロールするためにはどうすれば良いのか?

 

 ポイントは「コントロール」です。緊張しないようにするのではなく、していることを認め、コントロールしていくことが緊張とうまく付き合うコツだと言われています。

 

 緊張しない、緊張しない、と考えていると、「緊張」という言葉が頭に残ってしまい、より強く緊張を意識してしまうので、結果としてその緊張をほぐすのは難しくなってしまいます。

 

そこで、少しでも緊張しているなぁ、と思ったら、一度「あ、緊張している」と自分の状態を受け入れてしまいましょう。話はそこからです。

 

それができさえすれば、緊張との戦いは90%こちらの勝利です。緊張していることを受け入れれば、自分が緊張している状態でプレーしていることも受け入れることができます。

 

どんな試合でも、誰にでも、多少の緊張は必ず持ちます。緊張していない!と無理やり言い聞かせてプレーをすると、その気持ちに対する準備が作れないので、結局上手くいきません。

 

 まずは、緊張を受け入れること。緊張を拒絶しないこと、これが緊張をコントロールする第一歩です。

 

その後の受け入れた緊張との付き合い方は人によって異なってきます。次回からは、その付き合い方の例を挙げていこうと思います。