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小嶋(2年) 「五大栄養素①〜炭水化物〜」

こんにちは、2年の小嶋です。

 

毎週木曜日は僕と同じく2年の山野君と2人で栄養について書いていきます。今回から本題に入っていくということで、まずはこれから5週間にわたり五大栄養素について毎週1つ1つ取り上げていこうと思います。五大栄養素のはたらきくらいそんなのわかるわ!って思う人も多いかも知れませんが、僕も医療班として活動している中で自分の知識不足に気付かされました。意外と忘れてしまっていることや新たな知識をこの場をお借りして提供していきたい思っているので、最後まで読んでいただけたら幸いです。自分も情報を共有する上で、分かりやすく読んでいて飽きないように努力していきますので、よろしくお願いいたします。

 

では早速説明していこうと思います。今回は食事の主食と言える炭水化物についてです。炭水化物は脂質やたんぱく質に比べ、素早くエネルギーとして使えるという特徴があります。白米・お餅・コーンフレーク・パンなどの穀類、そうめん・パスタ・中華麺・そば・うどんなどの麺類には炭水化物が多く含まれています。炭水化物は糖質と食物繊維を合わせた成分のことで、糖質は体内に吸収されやすいですが逆に食物繊維は体内に吸収されにくいです。糖質は脳や筋肉などの体の重なエネルギー源として使われ、食物繊維は有害物質を体外に排出させるなど優れた働きをします。単に糖質や食物繊維と言ってもそれぞれいくつかの種類に分けられます。

糖質は、炭素・水素・酸素で構成される単糖類(ブドウ糖・果糖・ガラクトース)、少数の単糖が複数結合してできている少糖類(ショ糖・麦芽糖・乳糖・オリゴ糖)、多数の単糖が複数結合してできている多糖類(でんぷん・グリコーゲン)に分けられます。

食物繊維は、腸内で溶けてコレステロール値や血糖値の上昇防止、消化機能を正常化する働きがある水溶性食物繊維と、膨張して腸内を刺激し、腸内環境を改善する不溶性食物繊維に分けられます。

 

試合当日の食事としては、穀類や麺類は試合開始3時間前までに、果物は1時間前までに、それ以降からはスポーツドリンク・エネルギーゼリー・バナナなどを食べると炭水化物が消化・吸収されてエネルギー源として活用することができるようです。

ここでバナナは果物じゃないのか?と思う人がいるかも知れませんね。木になるものが果物で草として生えて実をつけるのが野菜だと言えます。背が高く、バナナの木と言われることがありますが、実際は草本なのでバナナは野菜に分類されるのです。どこかで豆知識として自慢できるかも知れないので是非とも覚えておいてください。笑

 

  スポーツドリンクはポカリスエットとアクエリアスのどちらがいいのか個人的に疑問に思ったので調べてみました。ポカリはナトリウムやカリウムなど人間の体に含まれる金属イオンが多く、一方アクエリはクエン酸に加えてバリン・ロイシン・イソロイシンといった必須アミノ酸を含みます。その結果身体への水分の吸収性に関してはほぼ差がないものの、運動中にはポカリが疲労回復にはアクエリが適しているそうです。

 

  ここまで読んでいただきありがとうございました。初めてコラム書かせていただいたんですが、自分に知識がない分思ったより時間がかかってしまいました。でもその分得る知識も多く、自分なりに楽しくまとめることができました。再来週も頑張ります!

 

来週は五大栄養素の中のたんぱく質についてです、お楽しみに〜

 

 

〜参考文献〜

http://www.sports-rule.com/health/nourishment/index.html

http://knowlidge-information.com/pocaari-212