今回は、サッカーには欠かせない「アジリティ」について書こうと思います。
まず、「アジリティを鍛える」とは一体どういうことか。
「アジリティ」とネットで調べるとだいたい機敏性や俊敏性と出てきます。
ということは、ステップを細かく速くできればいいんでしょ?だなんて思っていませんか?
それは間違いです!
自分は高校生の頃、練習の始めは必ずアジリティメニューをしていました。
そこで感じたことは、アジリティメニューは "体の動きと脳の伝達を連結させるための訓練" だということです。
普段のサッカーでなんとなくやっていた足の運び方、止まるときの足や体の向き、姿勢、どこに重心を置くか、など。
これらを、正しいフォームを"意識して" 動かすことができれば、相手との一対一の守備での対応などがより良くなるのです。
そこで、全てのアジリティメニューにおいて意識することが2つあります。
1つ目は、"母指球" を使うことを意識すること。
かかと重心だと倒れやすく、すばやく相手に体を当てづらいです。一番力がうまく伝わる場所だと思います。
2つ目は、止まるときや方向を変えるときの、"つま先の向き" と "次に出す足" 。
例えば、相手との対人のとき、右足を前、左足を後ろにして止まったとします。
そのとき、後ろの左足の向きが左に向いていたら、その反対の右に行かれた場合、うまく足に力が伝わらず、足の運びが遅くなって相手に抜かれてしまいます。
アジリティメニューには、このようなことが起こらないような足の運び方を体と脳を使って学べる効果があると思います。
ぜひ、自主練などに取り入れてみてください!
メニューは次週細かく載せます。待てない人は湯浅くんか自分か矢田に聞いてください!
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