4年の草野です。
今後、ケアに関するコラムを書かせていただきます。
ケアをする対象というのは、様々なものがありますが、私が思うに、サッカーに関するものでは身体とメンタルの2つが挙げられてきます。
どんなに頑張っても必ずしも報われるわけではないスポーツの世界では、メンタル面のケアというのは非常に大切になってくるものです。
身体面のケアは、スポーツ選手であれば言うまでもなく大切なものでしょう。
メンタル面のケアも身体面のケアも非常に大切なものですが、今回は身体面のケアについて書いていこうと思います。
身体のケア、みなさんはどのようなものが思いつきますか?
痛みを感じる部分を冷やす。張っている筋肉を揉みほぐす。コンタクトをつけてサッカーをしている人は眼のケアも大切です。首都大のサッカー部には、肌のケアのために、すでに真っ黒な肌に日焼け止めを塗りたくる人もいます。
いろいろなケアがあると思いますが、一番多くの人に当てはまる問題は、やはり疲労に対するケアになってくると思います。
と、ここから疲労の取り方、疲労を溜めない方法などの一例を述べていこうとしたのですが、調べていくうちに、「そもそも疲労ってなんなんだろう」という疑問にぶつかりました。なんで運動したり勉強したりすると疲れるのか。
目的がどんなものなのかがわからない状態で方法を述べても仕方ないので、今回は「疲労」というものの正体を探っていきます。
疲労とは、血中の活性酸素の量が増えている状態によって引き起こされます。
活性酸素とは、脂質などの栄養素を、呼吸により取り入れた酸素で燃焼させる過程で発生するもので、強い酸化作用を持ちます。
肉体的、精神的な活動で酸素の消費が増えると活性酸素は増加していきます。
この活性酸素の酸化作用は、細胞を傷つけ、傷つけられた細胞は老廃物が発生します。
ここで、発生した老廃物が「FF」と呼ばれる疲労因子のタンパク質の発生を促します。このFFは脳に「疲れた」というシグナルを送る物質であるため、この物質が増えると、「疲労」の状態になります。
以上が疲労が発生するメカニズムになります。
ちなみにFFの発生に反応して、RFとよばれる細胞修復タンパク質が発生することで、疲労は回復していきます。
世の中には様々な疲労回復手段が溢れていますが、それらはこの疲労発生メカニズムのどこに作用して疲労回復を促しているのかに注目してみると、より自分にとって効果的な手段が選べるのかもしれません!
以上です。
ご精読ありがとうございました。
次回もお楽しみにお待ちください!
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かえで (月曜日, 07 5月 2018 23:50)
いつも応援しています!
次の試合もカッコイイ姿を見せてください!